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Channel: 酒井弘明ヒコーキ写真
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MRJがある景色 県営名古屋空港展望デッキ 

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今日(11月10日)MRJの初飛行はありませんでした。明日からの3日間!と、いうことになりますね。今日も11月3日に撮影したMRJのカットをご覧いただきますが、県営名古屋空港の展望デッキからは、この空港ならではの景色が見えます。写真右上の木々に囲まれた小高い山の上にあるのは小牧城(正式には小牧市歴史館)です。小牧山の標高は約86mで、山頂へは一般車が通れない道路を、歩いて登ります。

晴れたら、いつでも見られる!とは限らないのが御嶽山です。空気が澄んで、なおかつ手前に雲がないことが条件です。山頂付近に冠雪した御嶽山が画面の右奥に見えます。MRJはトーイングカーに牽引されて右折しています。御嶽山とヒコーキを絡めて写真を撮るには、旧国際線ターミナルビルの大型ショッピングセンター「エアポートウォーク名古屋」の屋上や、豊山町の「航空館boon」を中心とした神明公園よりも、県営名古屋空港ターミナルビルの展望デッキが良いと思います。



祝!MRJ初飛行

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国産初のジェット旅客機MRJ・三菱リージョナルジェットが今朝、ついに空を飛びました。午前9時35分、県営名古屋空港のRWY34から離陸しました。浮き上がった瞬間はレーダー施設の影に隠れ、撮影ポイントから見ることができませんでしたが、逆光の中シャープな姿を見せてくれました。

MRJの周りには3機の随伴機(チェイス機)がエスコートするように飛んでいます。右上に航空自衛隊岐阜基地所属のT-4練習機が、寄り添うように飛んでいる姿をとらえました。離陸時のエンジン音を録音しましたが、4機分の音量は想定を超えていました。

三菱重工の格納庫前スポットに設けられた撮影ポイントの、ほぼ真横を上昇するMRJです。安全のため、脚を出したまま飛行を続けます。

上昇中のMRJを後方からとりました。ピカピカの機体が美しいです。

離陸後、太平洋上にある自衛隊の訓練空域で、上昇・降下・右旋回・左旋回・模擬着陸などの試験を行い11時02分、県営名古屋空港のRWY34に着陸しました。航空自衛隊小牧基地の格納庫をバックに減速中ですがエンジンの逆噴射は作動させませんでした。

着陸したMRJは滑走路を離れ、誘導路を斜めに進みましたので機体が順光になりました。

誘導路を移動中に機体を正面から撮ることができました。このアングルは初めてです。

初飛行を終えたパイロットが姿を見せました。右側で両手を挙げているのが、機長を務めた安村チーフテストパイロット、左側で右手を挙げているのが戸田テストパイロットです。MRJ初飛行の成功おめでとうございます!


MRJ初飛行第2弾 三菱航空機提供の空撮シーンも!

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昨日11月11日のMRJ初飛行は、各社とも大きく取り上げていましたね。多くのテレビ局は空撮など、いろいろな角度からの映像を届けていました。ただし、ヘリコプターの機数は意外に少なく、三菱重工前のスポットから西の空を見ますと、持ち場を決めてホバリング(空中静止)しているように見えました。おそらく各社で映像を分け合っていたのではないでしょうか?この写真は私が撮影したMRJの上昇中のカットです。青空には飛行機雲が交差しています。

MRJの初飛行では3機の随伴機(チェイス機)がすぐ傍を飛行し、4機で編隊飛行をしていました。昨日の写真にも写っていた航空自衛隊岐阜基地所属のT-4練習機がMRJにいちばん近いところを飛んでいました。MRJの安村機長は航空自衛隊のテストパイロット出身ですから、岐阜基地の後輩に見守られて飛んでいたのですね。あとの2機は三菱重工が開発したビジネスジェットMU-300と、それを引き継いだビーチジェットです。写真は三菱重工の文字が書かれたアメリカ製のホーカー・ビーチクラフト400Aです。MRJに先立って離陸していきました。

こちらのビジネスジェットは三菱重工製のMU-300で、三菱重工の子会社ダイヤモンド・エアサービスの機体です。当初はどちらか1機がMRJと一緒に飛ぶと聞いていたのですが、2機とも飛びましたね。どちらかのヒコーキがMRJの空撮ミッションを行っています。

ここからは三菱航空機提供のMRJ初飛行時の空撮写真をご覧いただきましょう。向こう側の陸地は知多半島でしょうか?

三菱航空機提供のMRJ初飛行の写真、こちらは名古屋市内をバックに県営名古屋空港RWY34にアプローチするシーンです。手前にナゴヤドーム、奥のほうに名古屋駅前の高層ビル群が見えます。

三菱航空機提供のMRJ初飛行の空撮写真、最後は、県営名古屋空港の滑走路RWY34まであと2kmほどに接近し、名古屋市北区の上空を飛行するシーンです。名二環の高架の直前かと思います。私も着陸態勢のヒコーキの窓から、よく外を撮りますが建物の垂直をキープするのに苦労します。その真ん中にMRJがいたらテンションが上がりっぱなしでしょうね。


MRJ初飛行第3弾 報道陣や関係者も

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初飛行を終え着陸したMRJは報道スペース16番スポット前の誘導路を通過します。私は誘導路から離れた位置まで下がって南側の最前列を確保し、近づいて来るMRJを撮影しました。それ以降はご覧のように報道陣の頭越しになり、高い脚立や三脚が目立ちます。私は足元にICレコーダーを置いて離陸のエンジン音を録音するため、ヘッドホンのコードの長さが足りない関係で、脚立の使用を断念しました。国産旅客機としては53年ぶりの歴史的な初飛行ですので、顔見知りの航空写真家や航空評論家の姿もありました。

日本航空写真家協会・元会長で、セントレアフォトコンテストの審査員を第1回から続けている伊藤久巳(ひさみ)さんです。脚立の上でニコンD-4に600mmレンズを装着して(もちろん手持ちで構えています)ヒコーキをアップで切り取り、エンジンのブラスト(噴流)を効かせた迫力ある作品に定評があります。ボーイング787の初飛行も現地で撮影しています。

こちらはチャーリィ古庄(ふるしょう)さん!かつてセントレアで行った「ミッドナイトフライト」の公開録音に出演していただきました。セントレアフォトコンテストの審査員で、セントレアのオフィシャルカメラマンでもあります。世界中でヒコーキ撮影を行い、「世界で最もたくさんの航空会社に搭乗した人」としてギネスの認定を受けています。構えているカメラはキヤノンEOS 7D Mark2に100-400mmズームの新型で、実は私も同じ組み合わせでMRJ初飛行の大半の写真を撮りました。
顔写真はありませんが、航空写真家の大御所、青木勝(かつ)さん(JAL国内線ジャンボ・さよならチャーターフライトのイベントでインタビューさせていただきました)。月刊エアラインでおなじみのベテラン、阿施光南(あせ こなん)さん(ボーイング787初号機がセントレアに着陸した際、セントレアの屋根の上でご一緒しました)。そしてテレビでおなじみの航空評論家、青木謙知(よしとも)さんにお会いしました。

初飛行を終えたMRJは18番スポットに到着した後も、しばらくはエンジンを回していました。エンジンが止まってから、タラップがセットされました。機体までの距離が近いため、キヤノンEOS 5D Mark3に24-105mmのレンズを着け、24mmで何とか胴体が収まりました。露出は無補正だと、空が暗くなりすぎましたので、1/3だけ+補正をかけました。空と雲がいい感じですが、風景モードで撮影し、PLフィルターは使っていません。

後部ドアの右下にMRJ飛行試験機初号機の機番「JA21MJ」の文字が書かれています。下にぼやけて見えるのは、小牧城(小牧市歴史館)ですが、これを絡めるためにレンズは約290mm相当で撮影しています。

エンジンカバーを640mm相当のアップで撮りました。ここにはアメリカの航空機エンジンメーカー「プラット&ホイットニー」のマークが描かれています。この鳥はアメリカ合衆国の国鳥「ハクトウワシ」と思われます。MRJはプラット&ホイットニー製の新型エンジン「ピュアパワーPW1200G」と、それを生かした機体の設計による、低燃費、低騒音、快適な客室をセールスポイントにしています。

地上でMRJの初飛行成功を祝う、三菱の関係者です。左から三菱航空機・森本社長、初飛行の機長・安村チーフテストパイロット、副操縦士・戸田テストパイロット、三菱重工・大宮会長、三菱重工・鯨井(くじらい)副社長です。実は前後のカットでも常に満面の笑みを浮かべていたのが大宮会長でした。

記念撮影終了後、囲み取材を受ける三菱重工・大宮会長です。初飛行にあたって「子どもを初めて幼稚園に送り出す心境」「初飛行は大成功」「初飛行が成功して、登山の6合目」といった発言をされていました。以前「MRJの初飛行に乗りたい!と言ったら断られた」という話も伝わっています。本当にヒコーキがお好きなのですね。
実は私11月8日の朝、MRJの初飛行に搭乗した夢を見ました。右の窓側席で、普通に離陸した後、しばらく低い高度を飛び、雲の切れ目を目指して上昇していきました・・・。そもそもMRJの初号機に客席などありませんよね。ANAの路線に就航したら、早い時期に乗りたいですね。2年後の今頃、セントレア⇔女満別あたりに就航することを期待します。


三菱航空機提供東側アングルも!MRJ初飛行第4弾

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MRJが初飛行した翌日に三菱航空機提供の空撮写真をご覧いただきましたが、今日は滑走路の東側、航空自衛隊小牧基地側から撮影した三菱航空機提供のカットを、ほぼ同じタイミングで私が撮影したカットとともにご覧いただきましょう。エアポートウォーク名古屋をバックに空に舞った直後のMRJです。撮影データによりますと、カメラはフルサイズの最上級機、レンズは370mmでした。アングル的に、ある程度の高さがある場所から撮影したものと思われます。滑走路の左側、MRJの機体よりも手前に4の数字が見えますが、滑走路の南端から4,000フィート(約1,200m)を示す標識です。およそ1,000mほどの滑走で浮き上がったのではないでしょうか?エアポートウォークの上に見えるのは随伴機のMU-300(ダイヤモンド エア サービス所属)です。

上の写真と、ほぼ同じタイミングでメディア用撮影ポイント、16番スポットから撮ったMRJの離陸シーンです。右側の紅白に塗り分けられた建物(PAR・精密進入レーダーの局舎)に遮られ浮上の瞬間は見えませんでした。レンズは640mm相当、逆光対策で+1露出補正をかけています。

三菱航空機提供のMRJ初飛行の写真、離陸上昇のシーンを航空自衛隊小牧基地側から撮影しています。撮影データによりますと、こちらもカメラはフルサイズの最上級機でレンズは400mmです。メディアの撮影ポイントよりも南側から撮影したものと思われます。

上の写真に近いタイミングで私がシャッターを押したMRJの上昇シーンです。下から見上げるアングルになっていますし、レンズは約250mm相当ですので、それだけ近い位置から撮影できているのだと思います。後方から陽光が当たっていますが、順光にはなっていないため+1/3の露出補正をかけています。


MRJ初飛行第5弾 取材機とサポート機

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MRJの初飛行では取材のヘリも飛びましたが、取材ヘリを持つ在名の全社が飛んだわけではありません。安全のため機数を制限し、映像を分け合う枠組みを作ったものと思われます。午前9時前、真っ先に離陸したのはNHKの取材ヘリ、オールニッポンヘリコプターのエアバス・ヘリコプターズ AS365 N3です。撮影ポイント16番スポットの上空を飛行しました。+1の露出補正で連写し、この1枚だけ機体下部がきれいに写りました。シャッター速度は1/320秒でローター(回転翼)の動きを生かしてみました。

NHKの取材ヘリの4分後(カメラの内蔵時計)CBCの取材ヘリ、中日本航空のベル430が離陸後、撮影ポイントの上空を通過しました。

CBCの取材ヘリが通過してから2分後に中日新聞の社有ヘリ、川崎重工と当時の西ドイツMBB社が共同開発したBK117が離陸して行きました。1/1,000秒でシャッターを切り、ローター(回転翼)の動きは小さくなりましたが、完全に止めることはできませんでした。

MRJの初飛行は4機で編隊を組んで行われましたが、その前にサポート機として、飛行空域や飛行ルートの気象観測をしたのがJAXA・宇宙航空研究開発機構の、セスナ680サイテーション ソブリンをベースにした実験用航空機「飛翔」です。機首に細長い物体が伸びていますが「ノーズブーム」と呼ばれる、気象の高精度測定装置です。JAXAのスポットに到着し、関係者とともに、MRJの着陸を待ちます。

着陸したMRJが撮影エリアの16番スポットに近づいてきました。これより先は前にいる報道陣に遮られるギリギリのタイミングでシャッターを切ったのがこのショットです。原版を拡大しますと、2番目から6番目にかけて、明るいグレーのシートらしき物が見えます。シートがあったのですね!ただし、シートと窓の間にパイプのようなものが見えています。


過去最高の中間純利益 セントレア

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今日(11月18日)セントレア・中部国際空港株式会社の2015年度 中間決算が発表され、中間期としては4期連続の増収増益、中間純利益は過去最高益を更新しました。訪日外国人客の増加、特に中国人客のいわゆる爆買いによる、商業事業の好調が寄与しています。写真は中国の大手3社がセントレアに揃ったシーンです。手前から中国南方航空のボーイング737-800、中国東方航空のエアバスA320、奥に駐機しているのが中国国際航空のエアバスA321です。

そして、セントレアに初めて乗り入れ、急速に路線を拡大しているのが中国のLCC春秋航空です。上海から毎日1便、乗り入れていますが、それ以外はいずれも地方都市です。セントレアの友添社長は、中国経済全体を見れば不安もあるが、中国からの観光需要はまだ伸びると考えるので、しっかり対応していきたい。といった内容の話をされました。写真はセントレアを離陸し、上昇する春秋航空のエアバスA320です。


MRJとライバル機の正面ショット

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11月11日、初飛行から戻ってきたMRJが誘導路を右折するときに一瞬、撮影ポイントに正面を向きました。胴体は真円形で、先端が下に伸びているのが分かります。なかなか精悍な顔つきだと思いますがいかがでしょうか?胴体と比べてエンジンが太いのもMRJの特徴だと思います。

こちらはブラジルのエンブラエル170の正面ショットです。胴体が真円ではなく、やや縦長になっていますし、エンジンも細めです。写真は北海道の女満別空港で撮ったJ-AIRの機体で、76席仕様の客室は空間の広さが確保され、座席の幅、前後間隔とも十分です。貨物室を床下に設けたため縦長の胴体になりました。この形状は燃費面では不利だと聞いたことがあります。

この写真のヒコーキ、J-AIRのカナダ・ボンバルディアのCRJ200はエンジンが主翼ではなく後部胴体にあります。こちらも女満別空港で撮影しました。真円形の胴体は細身で、客室空間はエンブラエル170シリーズに比べて狭いです。J-AIRのCRJ200は50席ですが、IBEXには胴体の長い70席仕様のCRJ700があります。シートの背は幅が狭い印象を持ちますが、足元はゆとりがあり、カメラバッグが前の座席の下に楽に収納できます。このボンバルディア機も上の写真のエンブラエル機も、機首の先端が下の方に伸びていますが、MRJは、先端がより低い位置にあるように思います。またコックピットの窓はMRJの方が大きく、形も凝っていて滑らかですね。



伊丹の着陸機に不審な光線

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今日(11/20)の朝刊各紙に大阪伊丹空港に着陸直前だったANAのボーイング737のコックピットに不審な光線が浴びせられた。という記事が載っていました。10月17日、午後6時50分ごろ松山発伊丹行きANA1648便が高度約300mで着陸態勢に入っていたところ、コックピットの窓に不審な光線が当たっていることにパイロットが気づいた。と、いう内容です。幸いパイロットは影響を受けずに予定通り着陸できましたが、同様の被害が伊丹空港周辺で発生しており、大阪府警が捜査に乗り出したと伝えています。航空機の安全を脅かす悪質で危険な行為だと思います。写真はANA1648便と同型のボーイング737-500が伊丹空港を離陸するシーンです。2013年10月の撮影でANAのロゴマークの横に Inspiration of JAPANの文字がありません。

伊丹空港RWY32Lに間もなく着陸するJALのボーイング777-200です。上の写真と同様「伊丹スカイパーク」から撮影しました。ヒコーキの下にフェンスが張り巡らされており、その周辺に大勢の人の姿が見えますが「千里川の土手」と呼ばれる有名な撮影ポイントです。着陸機が正面から接近し、頭上を通過し、滑走路に接地するシーンも撮れる迫力十分の場所です。今回の不審な光線はレーザーポインターが使われた疑いもあるようですが、この場所からなら数分間コックピットに狙いをつけることは可能でしょう。(光線が何km届くかは分かりませんが・・・)ただし、多くのヒコーキファンの目がある場所では、このような悪事は働けないと思います。


初乗りソラシドと久々スカイマークで那覇へ!スター3機が撮れました

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11月22〜24沖縄へ行きました。往きはソラシドエアのボーイング737-800に初めて搭乗です。スカイネットアジアのブランドで飛んでいた時代に沖縄→宮崎を1度フライトしましたが、カラフルな外装に比べ、中古のボーイング737-400、機内は正直くたびれた印象を持ちました。現在はボーイング737-800に新しいスカイインテリア仕様で、ANA・JALの737-800の内装よりも近代的です。窓から外を見ますと、後方にエンジンと主翼が見えます。ピスタチオグリーンのエンジンが白い雲とブルーの空に美しく映えました。

ソラシドエアのボーイング737-800のシートです。足元はゆとりがあり、中型カメラバッグが前席の下に楽に収まりました。シートは薄型ですがクッションの当たりがソフトで快適でした。ANA・JAL・スカイマークのB737-800のシートはドイツ・レカロ製ですが、ソラシドエアのシート、メーカーの表示はありませんが私好みの座り心地で、お尻の痛みを感じませんでした。

那覇空港で11月24日に、スペシャルな3機を撮影できました。JTA・日本トランスオーシャン航空のボーイング737-400ジンベエジェットがアプローチしてきました。JTAと沖縄美ら海水族館がコラボしたスペシャルマーキングの機体です。

もう1機のジンベエジェット、さくらジンベエもアプローチしてきました。バックが空なので、ここが本当に沖縄なのか証拠がありませんが、いずれ那覇空港と分かるカットも、ご覧いただこうと思います。

最後にご覧いただくのは、ソラシドエアのボーイング737-800「くまモン」です。ゆるキャラ界のスーパースター・くまモンが機体後部に大きく描かれています。くまモンが良く見えるように後ろから撮ったカットをご覧いただきましょう。

帰りに乗ったのはスカイマークのボーイング737-800、夕方のフライトでした。西陽を浴びた翼端のウイングレットのハートと月が絡みました。スカイマークには経営破綻後、初めて乗りましたが、パイロットがポロシャツではなく、パイロットシャツに肩章・ネクタイの制服を着ていました。荷物を収納する際、お手伝いが必要な方は乗務員にお声がけください!と、いうアナウンスも流れました。前の経営者の時代から変わったな、と感じました。実は降機のとき座席にキーケースを落としてしまい、手荷物受け取りのターンテーブルの前で気づき、焦りました。近くにスタッフが見つからず、やっと見つけたスカイマークの整備のツナギを着たスタッフに事情を話すと、すでに無線で情報が入っており、出発カウンターでスムーズに受け取ることができました。見事な対応で、助かりました。


那覇空港に着陸するワイドボディ機

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11月24日に撮影した那覇空港に着陸するヒコーキのうち、客室内に2本の通路があるワイドボディ機をご覧いただきましょう。沖縄本島の南部を回り込んで、那覇空港のRWY36にアプローチする機体を瀬長島に渡る道路沿いから、地上の風景を絡めて狙ってみました。まずANAのボーイング787-8が南国の街路樹の上を飛んでいるカットからどうぞ。

上の写真に写っている緑の葉は南国らしいのですが、もうひとつ季節感が乏しい気がします。今度は道路の北側の歩道に移動して、レンズを引きぎみに狙ってみました。手前にススキ、後方の瀬長島の上には瀬長島ホテルがあり、海と空が秋の那覇空港らしさを感じさせてくれます。ANAのボーイング767-300が着陸態勢に入っているシーンを約75mm相当でシャッターを切りました。

上の写真よりも、さらに広角側に約50mm相当まで引いてみました。ANAでは最長のボーイング777-300でも少々機体が小さすぎる気がしますが、空に感じのいい雲があるときは、さらにワイドにする方法もありでしょうか?誘導灯の後方に新滑走路建設用の重機がありますが、遠いので目障りでは無いと思います。

JALのボーイング777-200を約105mm相当で撮りました。ススキはわずかしか写らず、海も見えませんが後方の瀬長島ホテルは、くっきり写っています。こちらを向いたホテルの部屋のバルコニーは午後から夕方にかけて、RWY36に着陸するヒコーキ撮影のベストポジションだと思います。

こちらはJALのボーイング777-300のワンワールド塗装機です。全長が長い300型を写すため、約95mm相当で上のカットより広い範囲が写りました。やはり海がある方が沖縄らしさを感じますね。

沖縄も外国人観光客が増えています。写真は香港航空のエアバスA330-200で、海南航空グループ傘下のエアラインです。

今回、撮影したヒコーキの中で最大の機体がチャイナエアラインのボーイング747-400です。レギュラーのB737-800からシップチェンジで飛来しました。フライト時間が1時間半前後の短距離路線にジャンボを投入するとは!それだけ需要があるのでしょうね。


沖縄で撮った軍用機

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今回、嘉手納基地の撮影スポット「道の駅かでな」の屋上に行ったのは11月23日の午前中です。東京のテレビ局の機材で撮影している、顔見知りのカメラマンが「もうすぐグラウラーが上がりますよ」と教えてくれました。「ホーネットがいきますよね」と私が言いますと、あれがグラウラーですよ。じゃあプラウラーの後継機ですか?そうです!という会話が交わされました。軍用機に詳しい方なら「なんだ!そんなことも知らなかったのか」という反応をされるでしょうし、旅客機ファンにとっては「さっぱりわからん!」会話だと思います。写真の機体は嘉手納基地を離陸した、ボーイングEA-18G・グラウラーです。ベースはFA18スーパーホーネットで米海軍の電子戦機です。旧式になったEA-6Bプラウラーの後継機で置き換えが進んでいるようです。

「道の駅かでな」は嘉手納基地の北側にありますので、夕方近くにならないと離着陸機が順光になりません。撮影ポイントから遠ざかるEA-18Gグラウラーです。フォルムはFA18スーパーホーネットと、私は見分けがつきません。

こちらは那覇空港で撮影した航空自衛隊F-15Jの3機編隊です。那覇空港の上空を飛びながら前から1機づつ左旋回し、1列の着陸態勢に入ります。

那覇空港のRWY36に着陸直前のF-15Jを後ろから撮りました。この機体は2人乗りの複座タイプです。

真横を通過する航空自衛隊F-15Jです。増槽と呼ばれる補助燃料タンクを装備していますが、ミサイルの存在は確認できません。

背中に円盤型のレーダーを載せているプロペラ機は航空自衛隊のE-2C早期警戒機です。垂直尾翼が4枚ありますが、元々が航空母艦で使われる艦載機のため、高さを抑えるために、このような形になっています。主翼も後ろにたためる工夫が施されています。


水木しげるさんを偲んで 米子・境港

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昨日(11月30日)漫画家の水木しげるさんが亡くなられました。私にとって「ゲゲゲの鬼太郎」は先日、亡くなられた熊倉一雄さんが歌う主題歌のアニメが、リアルタイムだったと思います。そして5年前、朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を見て、書店に水木作品を買いに行きましたし、米子鬼太郎空港にフライトしたのも2010年の12月でした。セントレアから米子空港(正式には美保飛行場)にANAのボンバルディアDHC8-Q300で飛びました。この路線は、すぐに運休になり、この機種もANAから退役しました。到着後、ターミナルビルに入る前に撮影しましたが、プロペラが4枚あるのがお分かりでしょうか?胴体の長いQ400はプロペラが6枚あります。

ターミナルビルにはご覧のようなイラストが描かれています。2010年7月に鬼太郎空港の愛称が付けられました。

ターミナルビルの前には、一反木綿に乗った鬼太郎のブロンズ像があり、左手には目玉おやじの姿も。台座には「よう来てごしなった」の水木先生の文字が彫られています。

JR境港駅には鬼太郎列車が停まっていました。写真は当時の「目玉おやじ列車」です。

境港と隠岐を結ぶ隠岐汽船にも鬼太郎のイラストが描かれているフェリーがありました。

境港の水木しげるロードの、奥の方に「水木しげる記念館」があります。2階に展示してある「妖怪道五十三次」には感動しました。
ご冥福をお祈りいたします。


三菱航空機(株)提供・脚が収納されたMRJ

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11月11日に初飛行したMRJですが、初飛行時は脚とフラップを出した状態で飛んでいました。万一、収納した脚が下りなくなり、胴体着陸をするリスクを回避するための措置です。2回目の試験飛行は11月19日に行われ、そのときに上空で脚を収納して飛行している写真が三菱航空機から提供されましたので、ご覧いただきましょう。脚が収納され、フラップはわずかに展開していますが、この姿は一段とスマートに感じます。左下を飛んでいるヒコーキから空撮したショットで、メーカーでなければ撮れないアングルですね。

私が撮った11月11日の初飛行の写真から、似たようなアングルのカットを探してみました。脚と、フラップが20度まで出ていると、かなり印象が変わりますね。画像はこちらが鮮明ですが、自慢はできません。こちらは外から、空撮はジェット機の窓越しでですから・・・。

さらに3回目のテスト飛行が11月27日に行われ、このときは離陸直後に脚上げ操作を行っている写真を中日新聞の夕刊で見ました。3回目のテスト飛行の写真も三菱航空機(株)から提供されましたのでご覧いただきましょう。青空バックのMRJを左下から空撮したショットです。こちらはフラップも上がった状態で、胴体や主翼の下部に白く光が回っているのは、下に白い雲があり、レフ板の役割を果たしているのだと思います。

三菱航空機(株)提供、11月27日のMRJ 3回目のテスト飛行のやや引き気味のショットで、上の写真と機体のアングルは似ています。右下の遠くに富士山が見えますが、MRJと撮影機が共に右旋回中ではないかと思います。ピントはバッチリで、発色も美しいですね。フラップはわずかに展開しているようです。

こちらも三菱航空機(株)提供 3回目のテスト飛行時のMRJ、左横からのショットです。胴体は細長くスマートで、太く存在感のあるエンジンと対照的ですが、低燃費・低騒音を実現するために、このプラット&ホイットニーPW1200Gエンジンは肝と言える存在です。それにしても飛んでいるMRJの姿、一段とカッコいいですね!
月刊エアラインの1月号でMRJの大特集が組まれています。総力取材で見ごたえ、読み応えがありますし、私が中座した記者会見の全文が載っているのは助かりました。三菱航空機の社員をはじめ、MRJに携わっている皆さん、そしてMRJファンは必見だと思います。


初撮り!鶴丸カラーのJAC Q400

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JALグループのJAC・日本エアコミューターは、主力機ボンバルディアDHC8-Q400の、新鶴丸塗装への塗り替えが、なかなか進みませんでした。先日、初めて大阪国際(伊丹)空港で見かけ、撮影できました。撮影ポイント、伊丹スカイパークからは遠い、長さ1,828mのA滑走路RWY32RにアプローチするJACのDHC8-Q400を640mm相当で撮りました。シャッタースピードは1/320でプロペラの動きを出してみました。

伊丹スカイパークの撮影ポイントの真横を通過するJACのQ400鶴丸塗装機です。レンズは約460mm相当です。細長い胴体と後部ドアの後ろに貨物室を配置する考え方はMRJも取り入れています。伊丹スカイパークの目の前にある3,000mのB滑走路ではRWY32Lへの着陸機が、すぐ前を減速滑走しているのですが、A滑走路は接地ポイントが、かなり北側にあるため、この位置ではまだ格納庫の屋根よりも高い高度を飛んでいます。

JAC鶴丸カラーDHC8-Q400が伊丹のA滑走路RWY32Rの南端を通過し、接地寸前のシーンです。後方には国土交通省の庁舎が見え、右側には上部が隠れていますが管制塔があります。480mm相当の望遠のため遠くの山が近くにあるように写ります。シャッタースピード1/320秒で機体を追っていますので、後ろの建物はブレています。

JAC鶴丸カラーDHC8-Q400が伊丹空港RWY32Rに接地しました。レンズは目いっぱいの640mm相当ですが、地面に近いところは陽炎の影響を受けています。このヒコーキの機番はJA841CでJACのQ400の初号機です。JACのQ400では初の鶴丸塗装機でJACに取材したところ10月26日から路線に投入されているということです。
これによりJACのQ400は、旧JALの「太陽のアーク」をメインに、「新鶴丸」1機と、旧JASの「レインボー」1機の3種類のカラーが混在しています。レインボーカラーのQ400は機番JA842CでJACのQ400の2号機です。近いうちに鶴丸カラーに塗り替えられるのでしょうか?



MRJよりも短い100席超え旅客機

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MRJのフォルムはスマートだと、多くの方が言いますし私もそう思います。胴体が細いのでエコノミー席は通路をはさんで2-2の4席です。シートピッチ(座席間隔)29インチ(約73.6cm)で92席が標準仕様となっています。FDAやJ-AIRが現在使用しているブラジルのエンブラエル170シリーズは2-2の4席で、シートピッチが31インチ(約78.7cm)ですので、それを維持するには、1列か2列(4席〜8席)座席を減らす選択をするエアラインがあるかもしれません。
いずれにしても90席クラスの旅客機で全長35.8mは長い方だと思います。(全長は三菱航空機発表の数字です)ボーイング・エアバスの世界2大旅客機メーカーには、標準で100席を超える機種でありながら、MRJよりも全長が短いヒコーキがあります。ほぼ真横のアングルの写真で比較してみようと思います。

MRJのローンチカスタマー(最初に発注し、納入される航空会社)であるANAのボーイング737-500は、通路をはさんで3-3の6席で126席仕様で運航され、全長は31.0mです。(全長はANA発表の数字です)セントレアのスカイデッキで撮影しましたが、このヒコーキについて、エンジンのイルカを含めて「カワイイ・大好き」と言う女性の声を聞いたことがあります。ANAはMRJをこのB737-500の後継機に位置づけています。

こちらは釧路空港で撮影したAIR DOのボーイング737-700のほぼ真横ショットです。この機番JA01ANはANAのボーイング737-700の初号機でゴールドジェットだった機体です。全長は33.6m(ANAとAIR DO発表の数字です)AIR DOはオールエコノミー144席、ANAは8席のプレミアムシートを含め120席で運航しています。

エアバスにもMRJよりも胴体の短い機種があります。写真のエアバスA319はA320シリーズの胴体短縮型で全長は33.84mあります。(数字はエアバス発表のものです)胴体はA320と同じ太さですから、エコノミーは3-3の6席で配置されています。日本のエアラインにはこの機種はなく、セントレアでは中国の航空会社の機体をしばしば見かけます。写真は中国南方航空のA319をセントレアの滑走路西側、制限区域内撮影エリアで撮ったものです。A319を使用している主な航空会社では2クラス120席〜モノクラス140席ほどで運航しているケースが多いようです。胴体が太くて短いヒコーキは「スマート・精悍・カッコいい」とは言われにくいでしょうが「愛嬌がある・カワイイ」という声は聞こえてきそうですね。


那覇空港の展望デッキから

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先月、沖縄に行った際に帰りの便の出発前、午後の短い時間、展望デッキで撮影をしました。滑走路方向は逆光ですので、北側の国際線ビル方向に視界が開けたANA側のデッキに出ました。ニューカラーの中国東方航空・エアバスA330-300がプッシュバックされていました。横向きのときは機体が順光だったのですが、カメラのセッティングが間に合わず、最初にシャッターを押せたのがこのアングルでした。波消しブロックが空港の護岸と、その向こうの防波堤にダブルで配置されています。

中国東方航空のエアバスA330-300が那覇空港の展望デッキに近づいてきました。機体のこちら側は逆光ですので露出を1/3だけ+補正してみました。白いボディに垂直尾翼の赤・青で描いたツバメのデザインはスッキリして良いと思います。

こちらは順光で撮影できたANAのボーイング737-800のプッシュバックシーンです。こちらの写真でも青い海に、波消しブロックが存在感を示しています。

那覇空港の国内線ターミナルビル北側の展望デッキから撮影したANAのボーイング737-500です。11月でも芝は緑で、白い波が涼しげです。この日、那覇の最高気温は27度を超えていました。那覇空港では現滑走路の西側に、2本目の滑走路の建設工事が行われており、ヒコーキ写真には少々目障りなのですが、北側のアングルを選べば、展望デッキからでも工事中ではない写真が撮れます。


日本のエアラインのリージョナルジェット 

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MRJの初飛行で注目される「リージョナルジェット」リージョナルとは「地域」という意味があり100席未満の小型ジェット機で、主要空港と地方の空港、あるいは地方空港と地方空港を結ぶ路線で主に活躍しています。日本でリージョナルジェットを運航している会社は3社、日本で飛んでいるリージョナルジェットのメーカーは2社です。写真はJALグループ、J-AIRのボンバルディアCRJ-200で、伊丹空港A滑走路を離陸しようとしています。カナダ製で50席の機体です。

同じカナダのボンバルディアCRJ-200ですが、こちらはセントレアに到着したIBEXエアラインズの機体です。ANA Connection の文字が目立っていますが、全便ANAとの共同運航便です。

IBEXエアラインズのCRJ-200の胴体延長バージョン、CRJ-700が大阪伊丹空港のB滑走路を離陸したシーンです。こちらは70席あり、細くてスマートな機体です。

リージョナルジェットの2大メーカー、もう1社はブラジルのエンブラエルで、現状はこちらがやや優勢のようです。写真は伊丹空港の誘導路を進むJ-AIRのエンブラエル170で76席仕様で運航されています。J-AIRはかつて、県営名古屋空港を拠点にしていましたが、現在は大阪・伊丹を拠点に路線展開をしています。羽田にもこの機種で乗り入れていますが、2020年代後半にはすべてのヒコーキをMRJに置き換えると、社長が表明したことが報じられています。MRJを33機、確定発注していますので、全て納入されれば確かに可能でしょうね。

県営名古屋空港を拠点にするFDAフジドリームエアラインズはエンブラエルを2タイプ使用しています。写真は胴体の短いエンブラエル170で76席仕様で、赤い1号機は塗り替えを施され美しい外観がよみがえりました。右後方に御嶽山が見えています。

こちらは胴体延長型のエンブラエル175、FDAの7号機が県営名古屋空港を離陸した瞬間です。エンブラエル170よりも2列8席多い84席で運航しています。FDAは、現在9機態勢で運航していますが、MRJの組立工場の目前でエンブラエルを飛ばしています。まだ、試験飛行が始まったばかりですから、このタイミングでの受注は難しいのかもしれませんが、いずれFDAのカラフルなMRJが実現すると楽しいと思います。


那覇空港のジンベエ・くまモン・ジャンボも

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2週間前のブログで那覇空港RWY36にアプローチする、ジンベエ2機と、くまモンをご覧いただきましたが、いずれも空がバックで那覇ならではの景色ではありませんでした。今日は確かに那覇空港にいる3機をご覧いただきましょう。青いジンベエ・JTAのボーイング737-400と、くまモン・ソラシドエアのボーイング737-800が、着陸態勢の空がバックの写真を撮ってから、1時間以上経って、RWY36のエンドでツーショットが実現しました。先に離陸滑走を始めたJTAのジンベエが、離陸待機中のソラシドエア・くまモンの前を通過するところです。

ピンクのジンベエが描かれた桜ジンベエ・JTAのボーイング737-400が那覇空港のRWY36に接近しているシーンです。空をバックに撮った後、着陸まで追いかけている途中のショットです。このときは35mmフルサイズのボディに100〜400mmレンズを装着し目いっぱいの400mmで撮っています。海とアンテナ群が那覇らしさを出していると思います。

上の写真に写っているアンテナ郡に接近するチャイナエアラインのボーイング747-400です。アンテナが上の写真よりも、やや小さめに写っていますがレンズの焦点距離は330mmです。いかにジャンボが大きいか、改めて実感しました。


連写JAL 777の着陸 伊丹スカイパーク

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大阪国際空港(伊丹空港)の西側に隣接する伊丹スカイパークは施設として、とても充実しています。空港の敷地との間には、もちろん高いフェンスがありますが、土手の上に遊歩道が南北に伸びており、そこからはフェンスが難なくクリアできます。所々樹木に遮られる場所がありますが撮影環境は抜群です。お昼前から滑走路方向が順光になります。RWY32Lエンドのすぐ南側にある「千里川の土手」もすばらしいポイントですが、そこには駐車場がありません。フィルム時代に近くの阪急電車の駅からバスやタクシーで何度か行きましたが、すっかりご無沙汰しています。その点、伊丹スカイパークは駐車場、トイレ、自販機の他、子どものための遊具や噴水、花壇など手入れが行き届いています。11時半過ぎ、羽田から到着したJALのボーイング777-200を連写しましたので、ポイントごとに1枚づつご覧いただきましょう。まず空港の敷地に入った場面です。平日ですので数は少ないですが、フェンス沿いには、ファンの姿が確認できました。

JALのボーイング777-200が伊丹空港のRWY32Lに接地しました。右の主脚は6輪全てが接地し、左の主脚は後ろの2輪が接地しています。左のタイヤからは白煙が上がっていますが、右のタイヤ4本は、まさに接地した瞬間で灰色の煙が横に噴き出そうとしています。上の写真と、この写真はいずれも640mm相当で撮影しています。

伊丹空港のRWY32Lに着陸したJALのボーイング777-200が伊丹スカイパークの撮影ポイントに近づいてきました。エンジンの逆噴射と主翼上のスポイラーで減速中で、レンズは約300mm相当です。真横を通るときは目いっぱいワイドの160mm相当でも777は画面から、はみ出してしまいます。

どうせはみ出るならと、通り過ぎた機体を640mm相当の大アップで狙ってみました。減速用のスポイラーと、主翼前縁のスラットを、このアングルから見るのは新鮮かと思います。

JALのボーイング777-200が十分に減速し、次の誘導路で右折して滑走路から離脱します。主翼上部のスポイラーは、間もなく収納されますが、エンジンはしばらく逆噴射モードで走行していました。左主翼の下に車両が見えますが、草刈作業をしています。レンズの焦点距離は約400mm相当で、この機体の着陸シーンで合計44回シャッターを切っていました。


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