
一昨日・昨日とブログをお休みいたしましたが、2月20日から23日まで沖縄、主に石垣島に行っていました。新石垣空港が開港してから初めてのフライトですが、到着が夜でしたので21日は朝から空港へ行き、まずは展望デッキに上がりました。晴れたり曇ったりの不安定なお天気でしたが、収穫は十分ありました。まず10時半ごろJTAのボーイング737-400「ジンベエジェット」が羽田から到着しました。

新石垣空港のターミナルビルは滑走路の東側(海側)にあるため、ヒコーキと海を絡めることは出来ません。そこで反対側の撮影ポイントに移動しました。以前、月刊エアラインでルーク・オザワさんが紹介していた、パーラーの屋根に上がらせてもらい撮影しました。パーラーは営業していませんでしたが、快く撮影させていただきました。JTAのボーイング737-400「さくらジンベエ」が那覇に向けて離陸しました。薄日が当たっている程度のコンディションですが、主脚のタイヤが離れた瞬間が撮れました。

もう1機、スペシャル塗装機が飛来しました。ソラシドエアのボーイング787-800「くまモン」です。陽が当たって海の色がきれいになってきましたので、急いでPLフィルターを装着しました。珊瑚礁の中と外側の海の色が明らかに違うと思います。那覇空港に向かって新石垣空港RWY04から離陸しました。

羽田からRWY04に着陸したANAのボーイング787-8が2,000m滑走路の先端から誘導路に出ました。機体の真横が順光で撮れましたが、後方には珊瑚礁はなく、白波が打ち寄せています。今月は1日1往復、787-8が運航しています。

昨日(2月23日)那覇空港からセントレアに着きましたら、新千歳空港でJALのボーイング737-800が右側のエンジンから発煙のトラブルがあり、脱出シューターを使って緊急脱出したというニュースを知りました。機番はJA322J、スカイネクスト仕様の新しい内装の機体でした。実は2月7日、セントレアでこの機体を撮影していましたが、ちょうど右側の第2エンジンが写っています。国土交通省から重大インシデントと認定され、事故調査官の調査が行われています。これまでの搭乗経験からエンジン点火のときに「ボッ!」という、かなり大きな音を聞いたことがあります。ジェット燃料は、ほぼ灯油と同じですから、展望デッキなどで灯油の臭いがすることは珍しくありません。緊急脱出自体は機長の判断を尊重しますが、映像で見る限り、荷物を持って脱出した乗客が少なくありません。ハードなキャリーケースを地上で引いていた人も見かけました。シューターを傷めて、後の乗客が脱出できなくなったら困りますので、慎みたいですね。