
中標津(なかしべつ)空港の定期便はANAの新千歳が3便、羽田が1便あります。海上保安庁のヘリコプターの救助デモが終わったあと、定刻の13時前、新千歳からボンバルディアDHC8-Q400が到着しました。右に大きくステアリングを切っています。

新千歳から到着したANAのDHC8-Q400が、まもなく定位置につきます。後方の武佐岳(むさだけ)は山頂付近に雲がかかっています。

ANAのDHC8-Q400が中標津空港に到着し、ドアが下に開き、内蔵タラップと外付けのステップをつなげました。まもなく降機が始まりますが、機首のところには車椅子もスタンバイしています。この到着を撮ったところで、中標津空港を出発し、知床の羅臼(らうす)に向かいました。

知床半島の根室海峡側の中心地、羅臼に到着しました。途中、海岸沿いの道から国後島が見えましたが、道の駅「知床・らうす」には屋上に展望台があり、そこから撮影したのが次のカットです。

水平線の向こうに見える低い陸地が国後島です。広角の28mmで撮影しましたが、島は左方向(東側)にずっと続いています。

レンズを105mmにして撮った国後島です。知床半島の先端、知床岬と根室半島の先端、納沙布岬を直線で結ぶと、国後島を横切ります。

道の駅「知床・らうす」の看板の上に1羽のカモメが陣取っていました。森繁久弥 作詞・作曲の名曲「知床旅情」の歌詞にある「国後・ラウス・白いかもめ」が揃いました。
中標津から羅臼までは晴れていましたが、知床峠を上るにつれ霧が濃くなってきました。知床峠の展望台は視界が悪すぎて通過。途中、道端にキタキツネとエゾシカを見かけましたが、運転に集中です。鹿が飛び出して来なくて良かったと思います。下り坂ではツーリング自転車の速さに驚きながら、ウトロに抜け、ホテルのある斜里駅前に到着しました。