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Channel: 酒井弘明ヒコーキ写真
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中標津空港から知床・羅臼へ

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中標津(なかしべつ)空港の定期便はANAの新千歳が3便、羽田が1便あります。海上保安庁のヘリコプターの救助デモが終わったあと、定刻の13時前、新千歳からボンバルディアDHC8-Q400が到着しました。右に大きくステアリングを切っています。

新千歳から到着したANAのDHC8-Q400が、まもなく定位置につきます。後方の武佐岳(むさだけ)は山頂付近に雲がかかっています。

ANAのDHC8-Q400が中標津空港に到着し、ドアが下に開き、内蔵タラップと外付けのステップをつなげました。まもなく降機が始まりますが、機首のところには車椅子もスタンバイしています。この到着を撮ったところで、中標津空港を出発し、知床の羅臼(らうす)に向かいました。

知床半島の根室海峡側の中心地、羅臼に到着しました。途中、海岸沿いの道から国後島が見えましたが、道の駅「知床・らうす」には屋上に展望台があり、そこから撮影したのが次のカットです。

水平線の向こうに見える低い陸地が国後島です。広角の28mmで撮影しましたが、島は左方向(東側)にずっと続いています。

レンズを105mmにして撮った国後島です。知床半島の先端、知床岬と根室半島の先端、納沙布岬を直線で結ぶと、国後島を横切ります。

道の駅「知床・らうす」の看板の上に1羽のカモメが陣取っていました。森繁久弥 作詞・作曲の名曲「知床旅情」の歌詞にある「国後・ラウス・白いかもめ」が揃いました。
中標津から羅臼までは晴れていましたが、知床峠を上るにつれ霧が濃くなってきました。知床峠の展望台は視界が悪すぎて通過。途中、道端にキタキツネとエゾシカを見かけましたが、運転に集中です。鹿が飛び出して来なくて良かったと思います。下り坂ではツーリング自転車の速さに驚きながら、ウトロに抜け、ホテルのある斜里駅前に到着しました。



小清水原生花園から女満別空港へ

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道東旅行の3日目は、斜里(しゃり)駅前から観光地を回りながら釧路に移動し、途中、女満別(めまんべつ)空港にも立ち寄るという、少々欲張ったスケジュールを組みました。最初に、網走の手前にある小清水原生花園(こしみずげんせいかえん)に行きました。実は、4月に横を通ったときはシーズン前で、閉鎖されていました。

上のボードに写真が出ている4種類の花のうち、ハマナスを見つけました。大半は実になっていて、花のシーズンは終わりかけていました。

小高い丘の上に「天覧ヶ丘展望台」があります。昭和天皇が昭和29年、この地に行幸になりました。
左側に白波が少し見えるのがオホーツク海です。JRの線路と国道をはさんで濤沸湖(とうふつこ)が目の前に広がっています。天気の良いときは知床連山も望めるようですが、このときは見ることができませんでした。

8月24日、月曜日の午前中で、来場者はそれほど多くはありませんでしたが、中国語が聞こえてきました。踏切の注意書きも日・英・中・韓の4ヶ国語で表記され、細かい注意は漢字2種類を使って書かれていました。この踏切の左側にあるJR釧網本線の「原生花園駅」は5月〜10月まで、列車が停まります。

小清水原生花園から網走市内を通らずに女満別空港に到着し、ヒコーキ撮影モードに入りました。定刻の13時直前に、AIR DOのボーイング767-300が女満別空港の滑走路RWY36に接近してきました。左下の吹流しが、やや右の前方から風が吹いていることを、示しています。

女満別空港に着陸直前のAIR DOのボーイング767-300です。白とオレンジ色のアンテナはILS(計器着陸装置)のグライドパス(進入角を指示する電波を出す)アンテナです。空港の敷地手前の畑が、収穫前の緑が鮮やかです。4月に撮影したときは、畑は黒っぽい土でしたので、この季節に来て良かったと思います。

羽田からのAIR DOボーイング767-300が、女満別空港RWY36に着陸しました。右斜め前方からの風に備えて、右主脚から先に接地しました。脚がフェンスに遮られていますが、機体前方の上に見える白樺林が美しかったので、ボツにするのが忍びなかったショットです。

女満別空港の第2駐車場、南側の高台にある撮影ポイントの正面にAIR DOのボーイング767-300が近づいてきました。エンジンは逆噴射モードに入っています。

女満別空港のターミナルビルに近づいてきたAIR DOのボーイング767-300です。機番JA601Aは元ANAの機体です。女満別⇔羽田便でANAは自社機での運航をせず、AIR DOが運航する便にANAの便名を付ける、コードシェアを行っています。


台風18号の影響で欠航や遅延が発生 セントレアの横風着陸シーン

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今日(9月9日)午前、台風18号が愛知県の知多半島に上陸し、セントレアでは朝から午前中を中心に、欠航便が多数ありました。国際線では欠航を回避し、遅延して運航する便もありました。8月25日に私が搭乗していたJALボーイング737-800は、台風15号の影響による横風のため、セントレアへの着陸を断念し、羽田に目的地を変更しました。そのときも多数の欠航便があり、それ以来の台風の影響となります。今日セントレアに、遅延しながら着陸した便の中に、フィンランド航空・フィンエアーのエアバスA330-300がありました。
今日はフィンエアー機が横風の中、着陸したシーンをご覧いただきましょう。今年の元日、強い左からの横風(西風)が吹く、セントレアに着陸したフィンエアーのエアバスA330-300です。まず、空港島の上空に差し掛かった場面です。機首を風上側に向け、カニの横ばいのように滑走路に進入します。垂直尾翼のラダー(方向舵)を左に切っています。

フィンエアーのエアバスA330-300がセントレアの滑走路RWY36に接地寸前です。機首を滑走路の正面に戻すため、垂直尾翼のラダー(方向舵)を右に切っています。

フィンエアー機の主脚タイヤの後方、滑走路上に白いタイヤスモークが上がっていますが、このシャッターを押した瞬間、タイヤは滑走路を離れ浮いています。画面右側に、空港島の護岸に当たる波しぶきが見えます。

今度は両方の主脚のタイヤが滑走路に接地しました。手前の第2エンジンに縦の隙間ができましたので、まもなくスラストリバーサー(エンジンの逆噴射)が作動します。滑走路上の白い接地帯の手前に主脚があるのが上のカット、そして、接地帯を越えたのが、このカットです。

ヘルシンキから到着したフィンエアーのエアバスA330-300が滑走路を減速中です。このときもラダーを左に切っています。着陸後に機首が風上を向くのを防ぐための操作です。主翼上面にはスポイラーが立ち上がっていて、ダウンフォースを効かせています。
この日は強風でも晴れていましたので、滑走路はドライです。台風のとき、雨で滑走路が濡れていれば、横風の制限値が厳しくなり、突風にも備えが必要です。
気象庁のアメダスのデータによりますと、今回、台風18号に伴なうセントレアの瞬間最大風速は09:46に、西北西の風28.8m/sを記録しています。


UH-60J レスキューヘリ

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台風18号と、その後の低気圧は、広い範囲に大雨を降らせ、栃木・茨木の両県に、大雨特別警報が出されました。そして、今日午後には茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊し、住民の方が何人も、濁流にのまれかけた家などに取り残され、救助を待っていました。その現場に直後に出動したのが、自衛隊のレスキューヘリ・UH-60Jです。陸上自衛隊と航空自衛隊のUH-60Jが1機づつ確認できました。写真は航空自衛隊のUH-60Jで昨年11月、岐阜基地の航空祭で撮影しました。

航空祭のデモフライトで降下姿勢を見せる、航空自衛隊のUH-60です。レスキューヘリが鬼怒川の決壊地点に近いところで、1人づつ確実に救出していく姿には頼もしさを感じました。


各機関の災害救助ヘリ

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台風18号から変わった低気圧などによる、大雨のため、河川の氾濫、土砂崩れなどで多数の死者、行方不明者が出ています。冠水した地域も拡大し、大災害になってしまいました。今日も、孤立した住民の救助のために多数のヘリコプターが活動しています。陸上自衛隊は、鬼怒川の堤防決壊現場の最前線に出動したUH-60JA多用途ヘリコプターの他、写真中央のヘリと同型のUH-1Jヘリコプターが出動しています。写真は2012年、国際航空宇宙展の際、セントレアで撮影したものです。

海上自衛隊のヘリコプターも出動しましたが、オレンジと白に塗り分けられたUH-60J救難ヘリではなく、哨戒機タイプのSH-60JかSH-60Kが使用されていました。救助用のウインチは反対側についています。県営名古屋空港で撮影しました。

海上保安庁もこのカラーリングの複数のヘリコプターが出動しています。写真は先日、中標津空港の空の日イベントで救助のデモを披露したシコルスキーS-76です。

このカラーリングは警察のヘリコプターですが、衝突防止のため、視認性を高める濃いオレンジの帯が外観の特徴です。写真の機体は県営名古屋空港で撮影した、愛知県警のベル412です。

今回に水害の救助には、各県の防災ヘリコプターも出動しています。写真の機体は長野県消防防災航空隊に所属するベル412で、ベースがある松本空港で撮影しました。このほか、赤を基調にした消防のヘリコプターも多数出動していますが、私はデジカメで消防ヘリを撮影していませんでした。たくさんの機関のヘリコプターが救助に携わっていますが、どうか無事に任務を遂行されるよう願っています。


9/12「空の日」イベントが行われたセントレア

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「空の日」は9月20日ですが、各空港での「空の日イベント」はその前後、1ヶ月くらいの間に実施日をずらして行われています。セントレアでは、先週の土曜日9月12日に行われました。4階イベントプラザと、セントレアホールで、ブースやステージイベントが、繰り広げられました。イベントプラザの一角には「ボーイング787初号機ZA001」の大型模型と、セントレアのマスコット「なぞの旅人フー」がツーショットで並んでいました。

イベントプラザのステージではボーイングの航空教室が行われていました。ボーイングジャパンの広報担当「ロブ・ヘンダーソン」さんが流暢な日本語で、787をはじめボーイングの飛行機は、日本のメーカーの大きな協力で成り立っていることなどを説明していました。ボーイングが「空の日」のステージイベントに参加するのは、今回のセントレアが初めてだと言うことです。

ボーイング787ドリームライナーの初号機ZA001は、セントレアのエプロン南の、外側に機首を北向きに駐機していました。午後には、スカイデッキの先端付近から順光で撮ることができます。レンズは約560mm相当まで寄っています。

この日の15時過ぎ、ボーイング787の部品を運ぶLCFドリームリフターが到着しました。セントレアのRWY18にタッチダウンしたシーンを目いっぱいの640mm相当で撮影しました。白いタイヤスモークが上がっています。

LCFドリームリフターがスラストリバーサー(エンジンの逆噴射)を効かせ、スポイラーを立てて減速中です。胴体の太さ、特に高さが圧倒的で、エンジンが小さく感じます。

滑走路を離れたLCFドリームリフターが駐機場に向かいます。この角度で機体が順光になりました。787ドリームライナーの初号機とLCF、両方が見られるセントレア。国内で最もボーイングと縁のある空港と言えるのでしょうね。


女満別のJAL旧塗装機と美幌峠・摩周湖

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8月の女満別空港のJAL便は、羽田路線は中型機のボーイング767が使用されていますが、他の路線はJ-AIRが運航する50〜76席のリージョナルジェット機が飛んでいます。新千歳からカナダ製のボンバルディアCRJ-200が到着しました。リアエンジンのカバーに隙間が見えますが、逆噴射モードに入っています。

50席のCRJ-200は、通路を挟んで2席づつの革張りシートが並んでいます。胴体が細くシートの横幅が狭く感じますが、足元のスペースは十分にあります。

新千歳からのJAL CRJ-200が女満別空港のターミナルビルから離れたオープンスポットに到着しました。このあと内側がステップになっているドアを、下に開いて乗客が降りてきます。

トーイングカーに押されているのは、大阪・伊丹に出発するJAL(運航はJ-AIR)のブラジル製エンブラエルE170です。CRJは自走でスポットを離れますが、女満別のエンブラエルはターミナルビルのボーディングブリッジを使って乗降しますので、トーイングカーに押してもらいます。

J-AIRのE170が女満別空港の駐車場南側にある、小高い丘の撮影ポイントに機首を向けました。胴体が真円形ではなく、やや縦長に見えると思います。客室の高さが確保でき、CRJよりも太い胴体を採用したことで、同じ通路を挟んで2-2配置のシートは、ゆったりと感じます。

J-AIRのE170がRWY36に向かって誘導路を南に進んでいます。JALグループの旧塗装、機番JA213Jは私が昨年11月30日、JALパック・新幹線50周年コラボ企画の仕事で、鹿児島から伊丹までフライトした機体でした。伊丹を拠点に北海道から九州までカバーしているのですね。

伊丹空港へ向け女満別空港を離陸したJ-AIRのE170です。時刻表の飛行時間は2時間10分が設定されています。観光シーズンに76席のコンパクトサイズの機体で季節運航されていましたが、JALのこの便は8月いっぱいで運航を終えています。JALの旧塗装機は、少数派から絶滅危惧種に近づいていくのでしょうか?

女満別空港から美幌峠に向かいました。道の駅の室内や、この歌碑の周りではエンドレスで美空ひばりの「美幌峠」が流れていました。

美幌峠の展望台から屈斜路湖を写しました。女満別側からの道は、急勾配などが少なく走りやすい印象を持ちました。

その後は摩周湖に向かいました。湖面は見えていますが山に雲がかかっています。

中学校の修学旅行で行って以来の摩周湖です。あのときはきれいに晴れていましたが、今回は曇りでした。霧の摩周湖はどのくらいの確率で見られるのでしょうか?先月の道東旅行のヒコーキと観光地などの写真は、とりあえず終了です。


アシアナ航空のジャンボ貨物機 セントレア

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「空の日」イベントが行われた9月12日、アシアナ航空のジャンボ貨物機が飛来しました。ボーイング747-400の旅客型を改造した、BDSF型と呼ばれるタイプです。セントレアのRWY18に着陸後、滑走路から高速脱出誘導路に出たところです。

アシアナカーゴのボーイング747-400貨物機がセントレアのスカイデッキに近づいてきました。元は旅客機だったことが、長い2階のキャビンと、窓を埋めた跡があることで分かります。

アシアナカーゴのボーイング747-400BDSF型が、セントレアの北側にある貨物エリアに駐機するところです。レンズは約500mm相当で、陽炎の影響を受けています。

貨物エリアに1時間半ほど駐機していた、アシアナ航空のボーイング747-400BDSFが離陸待ちで、セントレアのRWY18エンドで待機しています。ANAのボンバルディアDHC8-Q400が間もなく着陸します。

アシアナカーゴのボーイング747-400貨物機が離陸滑走を始めました。スカイデッキからは基本的に逆光になります。このカットを撮って私は機体から目を離してしまい、浮き上がる瞬間を撮り逃してしまいました。

アシアナ航空の貨物機ボーイング747-400BDSFが、セントレアの3,500m滑走路の中間点よりも手前で離陸し、スカイデッキのフェンスの上を素早く上昇していきました。近距離のソウル・インチョンまで、747-400が身軽な状態だったら、スカイデッキの手前で浮き上がることを予想して、離陸滑走を追い続けるべきでした。



午後の沖縄便 セントレア

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セントレアで空の日イベントが行われた9月12日、午後の短い時間に撮影した写真の中から、沖縄便を2機ご覧いただきましょう。このヒコーキは1日1往復だけセントレア⇔沖縄・那覇間を運航しているソラシドエア。ボーイング737-800が那覇から到着し、スカイデッキ北側を5番スポットに向かって移動しているところです。

JTA・日本トランスオーシャン航空の沖縄・那覇行きが6番スポットからプッシュバックされています。機種はボーイング737-400「ジンベエジェット」で、沖縄ちゅら海水族館とコラボした特別塗装機です。後方の5番スポットには、先ほど到着したソラシドエアのボーイング737-800が駐機ています。

JTAのジンベエジェットが国内線スポットの北側を通り、南風のときに使用するRWY18に向かいます。後方の貨物エリアに昨日、ご紹介したアシアナカーゴのボーイング747-400貨物機、ANAのボーイング737-800の垂直尾翼、さらにエア香港のエアバスA300-600Fの機体後部が見えます。その向こうの海は穏やかです。

JTA45便ボーイング737-400ジンベエジェットは途中(残り2,800m地点)から滑走路RWY18に入り離陸滑走を始めました。私も1度この機体に搭乗しましたが、ワクワクしたのを覚えています。

JTAのジンベエジェットから約20分後、ソラシドエアの69便ボーイング737-800が沖縄・那覇に向け離陸しました。この2便、時刻表の出発時刻は10分しか離れていません。JTAはJALグループの一員ですし、ソラシドエアはANAとコードシェアをし、カウンターや地上ハンドリング業務でANAのサポートを受けています。


IBEXのCRJ700 セントレア

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セントレアの3番・4番スポットにボーディングブリッジから離れて駐機しているIBEXエアラインズのカナダ製、ボンバルディアCRJ700です。50席のCRJ100・200型に比べ、胴体を延長した70席のCRJ700は、細身でスマートな印象を与えます。

IBEX(アイベックス)エアラインズのCRJ700が出発します。自力で右にターンしていますが、前輪の切れ角は70〜80度あるように見えます。その場でターンできないと仕事にならない、という事でしょうが、普通の車では考えられないステアリングの切れですね。

IBEXのCRJ700がターンしている途中、スカイデッキ先端付近の撮影ポイントの正面を向きました。上から見下ろしているのと、胴体がやや前傾しているため、胴体の長さを感じます。正面から見ると、胴体に比べてエンジンが太いかな?と思います。

セントレアの国内線エプロン(駐機場)地区から誘導路に移動するIBEXのCRJ700です。IBEXのロゴの下にANA Connectionの文字があります。セントレアから仙台3往復、大分2往復、福岡1往復の便があり、全てANAのコードシェア便です。

IBEXのCRJ700を斜め後ろから撮った姿です。このアングルでも胴体が前傾していることが、お分かりいただけるか?と思います。機体前方にトラックがたくさん停まっている建物はNAC名古屋エアケータリングの機内食工場です。
以上5枚の写真、いずれも9月12日の午後2時台に、セントレアのスカイデッキ先端付近の、北側から撮っています。この時間帯は西の方向に太陽がありますが、スカイデッキは先へ行くほど西に位置取りできますので、被写体よりも西に回り込んで、ヒコーキを順光で撮影することができます。


デトロイトから到着 デルタA330-200 セントレア

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9月12日、LCFドリームリフターを着陸からスポットインまで撮っていましたら、デルタ航空のエアバスA330-200がデトロイトから到着しました。機番を見ますと旧ノースウエスト航空の機体です。

デルタ航空のエアバスA330-200がセントレアのスポットに入る前に一瞬、順光になるタイミングがありました。機首がかろうじて写る窮屈な構図になってしまいましたが、168mm相当のレンズでは、これが精一杯でした。


駐車場から787初号機 10月3日はトークショーも セントレア

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9月22日、朝からセントレアへ出かけました。第1駐車場が何とか空いていましたので、いちばん南側にあるA棟の屋上に駐車しました。ここはRWY36に着陸するヒコーキを望遠レンズで狙えるポイントです。ボーイング787の初号機ZA001がセントレアに着いてから、今回、初めてこの駐車場に来ました。現在の機体の位置と向きですと、晴れた朝、ご覧のような順光の写真を撮ることができます。500mm相当で機首から右主翼端まで画面に収めることができます。

約600mm相当までアップにしました。手前に臨時駐車場があり、後方の赤い物体はILS(計器着陸装置)のRWY18への進入方向を示す電波を出す、ローカライザーアンテナです。さらに左側にはRWY36に着陸するヒコーキ用のための、誘導灯が海上に伸びています。

南側の海上から名古屋港に向かう、太平洋フェリーの白い船体がボーイング787初号機の後方に差し掛かりました。レンズは目いっぱいの640mm相当で、手前の機体にピントを合わせますと、フェリーはボケてしまいました。船がもっと近づいたときに撮った写真で「いしかり」と分かりましたが、それでも陽炎の影響を受けていました。

ボーイング787初号機の後方を、RWY36に向かうルフトハンザ航空のエアバスA340-300が通過します。9:40過ぎの撮影ですが、光線状態は8時台に撮影した上の3枚に比べ悪化しています。朝、早い時間の撮影をお奨めします。画面右端に照明のポールが写っていますが、いたる所に照明灯などがあり、このカットが撮れる場所は限られています。どうぞ他の車に気をつけて撮影してください。
尚、10月3日(土)14時〜セントレアフォトコンテストの審査員、3人の写真家によるトークショーが、セントレア4階イベントプラザで行われますが、今年も私が司会を務めさせていただきます。皆さまのご来場をお待ちしております。


MRJ組立工場の様子とシルバーウィークの名古屋空港

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9月22日、午前中はセントレアで撮影し、午後は県営名古屋空港に向かいました。MRJの組立工場の工事は、この日も行われていました。中央から左側はこのような感じですが、画面中央の屋根の上に、作業をしている人の姿が確認できます。

空港の立体駐車場から、MRJ組立工場の正面を撮りました。屋根がほぼ出来上がっているように見えます。

工場の北側の様子です。シルバーウィークですが、クレーンも動いています。工場の建築は順調のようですので、MRJの初飛行が楽しみですね。

その日の14時30分過ぎの県営名古屋空港の展望デッキから、FDAフジドリームエアラインズのヒコーキを4機、24mmのワイドで撮りました。3機は横を向いていますが、紫の機体が1機、機首をこちらに向けています。

航空自衛隊のKC-767空中給油機が、格納庫前に4機、勢ぞろいしていました。4機とも外に並んでいるのを、私は初めて見たような気がします。


朝8時前後の離陸機 セントレア

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9月22日、セントレア第1駐車場A棟の屋上で撮影した、朝の離陸機の写真をご覧いただきましょう。最初は中国のLCC、春秋航空の上海行きエアバスA320の離陸シーンです。春秋航空(SPRING AIRLINES)は急速に路線を拡大し、中国国内8都市から(経由便を含む)セントレアに乗り入れています。成田を拠点にしている春秋航空日本はボーイング737-800を使用していますが、中国の春秋航空はエアバスA320で運航しています。レンズは目いっぱい望遠の640mm相当です。(以下の写真も、すべて640mm相当で撮影しています)

JALの羽田行きボーイング737-800が離陸していきます。WiFiのアンテナが機体上部の後方に目立っています。シートも本皮のSKY NEXT仕様の機材です。

スカイマークのボーイング737-800が札幌・新千歳に向け離陸しました。今月、スカイマークの新千歳便は1日3往復、設定されています。

スターフライヤーの福岡行きエアバスA320が離陸しました。黒い機体に備え、露出を+2/3補正で撮影しています。10月の3連休にスターフライヤーで福岡へフライトする予定ですが、実はスターフライヤーに搭乗するのは初めてです。機内の設備やサービスを体験して来ようと思います。


エアアジア・ジャパン 中部空港に本社移転へ 

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今日(9月29日)の中日新聞、朝刊1面に「エアアジア・ジャパンが中部空港に本社移転」という見出しの記事が載っていました。すでに貨物地区のビルにオフィスを設けている、ということです。セントレアに本社を置く初の航空会社となりますが、国内線・国際線で、セントレアを基点にどのように路線展開していくのか?注目していきたいと思います。
写真は2013年4月に撮影した初代エアアジアジャパンの、エアバスA320がセントレアに到着したシーンです。

上の写真の機体が、もうすぐセントレアの3番スポットに入ります。このときのエアアジア・ジャパンはマレーシアのエアアジアとANAの合弁会社でしたが、エアアジアが資本と機体を引き上げて撤退し、ANAがバニラエアを立ち上げて後を引き継ぎました。

初代エアアジア・ジャパンのエアバスA320の機体左側から撮った写真です。新しいエアアジア・ジャパンには日本のエアラインの資本は入らず、楽天・ノエビア・アルペンが出資します。機体のデザインは赤と白のエアアジアカラーが基本になると思いますが、JAPAN独自のテイストが加わるのでしょうか。

2013年4月に撮ったエアアジア・ジャパンのエアバスA320のセントレア離陸シーンです。セントレアからの国内路線に新規参入して、180席のA320の座席を埋めるのは、楽天トラベルの力を持ってしても、容易ではないような気がします。エアアジアはアジアでトップクラスのLCCブランドですから、外国人旅行客をセントレアに集め、そこから各地に運ぶ作戦が有効かと思いますが、いかがでしょうか?



新型ウイングレット付きB737-800 セントレア

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9月22日セントレアでは初めて見る機体がありました。写真は着陸寸前のユナイテッド航空のボーイング737-800ですが、背中に大き目のWi-Fiアンテナが目立ちます。ユナイテッドも小型機にWi-Fiをつけてきたのか!と思ったのですが、もう1ヶ所変化があることを、後から画像を見て気づきました。

640mm相当で撮影しても機体が小さく、分かりにくいかもしれませんが、主翼端のウイングレットが上向きだけでなく、下向きにも付いています。右の翼端の方が分かりやすいか?と思います。新型の737MAXの完成予想図の翼端に似ています。

上のユナイテッドB737-800が離陸したあと、次のユナイテッドB737-800がアプローチしてきました。この機体もWi-Fiアンテナと新型ウイングレットを備えています。月間エアラインの11月号「数字でみるヒコーキ図鑑」にB737-800の新型ウィングレットである「スプリット・シミター・ウィングレット」の記事と、燃費向上率のグラフが載っていました。従来のウィングレットに比べ、約3,700km以上の飛行距離であれば、約2%の燃費向上が図れるとのことです。ユナイテッドの機体は新型ウイングレットに付け替えていますが、セントレア⇔グアムのように、片道3.5〜4時間のフライトであれば、2%に近い燃費向上が期待できるのでしょうね。日本でB737-800に新型ウイングレットを採用する航空会社はあるのでしょうか?


MRJ初飛行は10月最終週に

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昨日、三菱航空機と三菱重工から「MRJ・三菱リージョナルジェットの飛行試験機初号機による初飛行を、10月26日(月)〜30日(金)の期間中に実施します」と、発表がありました。
やはり最終週ですか!という印象です。カレンダーを見ますと、27日(火)曜日が大安ですね。天候に問題がなければ、その日が第1候補になるのでしょうか?そもそも日本の航空業界に、そのような縁起担ぎをする慣習があるのか?私は承知していませんが・・・
写真は三菱航空機提供の工場内のMRJ試験飛行初号機(手前)と2号機(奥)です。

こちらの写真も三菱航空機提供のMRJが地上走行するカットです。このときは誘導路を低速で走行しましたが、初飛行の前には県営名古屋空港の滑走路を高速で走行する試験を行うことになっています。初飛行と走行試験は、FDAフジドリームエアラインズのフライトの空き時間に行われると思います。10月24日までのFDA時刻表によりますと、朝の8:30過ぎから10時ごろまで、12時前から13:30過ぎまで、そして15時過ぎから16:30過ぎまで、それぞれ1時間半ほどの空き時間があります。自衛隊機の訓練や、小型機のフライトもあるでしょうが、MRJにはVIP待遇を与えて欲しいと願っています。

こちらは私が撮影した9月2日のMRJの姿です。この日はMRJの初飛行に関する、三菱航空機・森本社長らの会見が行われました。このときは、Canon EOS 7D Mark2のボディに24-105mmの標準ズームレンズだけしか持参しませんでしたので、168mm相当が目いっぱいで、機体がこの程度の大きさにしか写せませんでした。それでも、良い天気の順光の写真は気持ちがいいですね。初飛行も好天に恵まれることを期待します。


明日(10月3日)はセントレアでトークショー

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今日、名古屋地方は、きれいに晴れてヒコーキ撮影日和になりました。セントレアでも午後、青空をバックにした写真が撮れたことでしょう。写真は9月12日(土)午後1時台にスカイデッキの先端付近から管制塔を絡めて撮ったものです。ヒコーキは左からANAのボーイング737-500、JALのボーイング737-800、JALのボーイング787-8で、撮影データを調べますと、レンズは58mmでした。

3機のうち、JALのボーイング787-8の機体全体をファインダーに収めてみました。約200mm相当で、このように撮れます。管制塔は根元しか写りませんが、787の胴体最後部やエンジンカバーのギザギザが良く分かると思います。

さて、この写真は昨年セントレアで行われた、航空写真家トークショーの様子です。明日(10月3日)今年のセントレアフォトコンテストの表彰式と、審査員の航空写真家、伊藤久巳さん、ルーク・オザワさん、チャーリィ古庄さんによるトークショーが行われます。今年も私がトークショーの司会を担当させていただきます。表彰式は13:30から、トークショーは14:00から、セントレア4階のイベントプラザで行われます。フォトコンテストの入賞作品12点で構成された2016年のセントレアカレンダーも明日から、セントレアで発売されます。ヒコーキ好きの方、ヒコーキ写真に興味のある方、ぜひともご来場ください。


セントレア・フォトコンテスト撮影会とトークショー

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10月3日(土)セントレア・フォトコンテストの表彰式とトークショーが行われました。それに先立って、入賞者の皆さんの特別撮影会が行われ、私も審査員の先生方と一緒に同行させていただきました。滑走路西側にある、制限区域内撮影エリアでカメラを構えましたが、まずJALのバンコク行きボーイング787-8の離陸シーンから、ご覧いただきましょう。10時半前後の時間帯、撮影ポイントよりも南側にある機体は逆光になります。

こちらはANAのボーイング767-300ER沖縄・那覇行きの離陸シーンです。上昇中の姿を斜め後ろから撮りましたが、機体の上部に光が当たっています。

上の2枚は100-400mmの望遠ズーム(実質160-640mm相当)で撮影しましたが、撮影ポイントの真横を通るときは、機体がファインダーから、はみ出してしまいます。胴体が長いエアバスA330-300は標準ズーム(24-105mm)で撮影を試みました。フィンランド航空のA330-300マリメッコ塗装機が、離陸滑走中です。レンズは60mmで連写しましたが、機体のスピードについて行くのが大変でした。

撮影エリア内で入賞者の皆さんや審査員の先生方と記念撮影をしました。セントレアの担当者からいただいたカットで、右上に管制塔を絡めてワイドレンズで撮っています。ちなみに私は前列の左端で、サングラスと帽子の怪しい姿で写っています。

午後2時からセントレアのイベントプラザで、審査員の航空写真家、伊藤久巳さん、ルーク・オザワさん、チャーリィ古庄さんのトークショーを行いました。今回はセントレアで保存されるボーイング787の初号機ZA001をはじめ、787について秘話を含めて、たっぷり語っていただきました。ビジョンに写しだされた写真は、ZA001が到着した6月22日、私がセントレアの屋根の上で撮影したカットです。ちなみにステージ上、左から2人目が私ですが、この写真は私のカメラでセントレアの方に撮っていただきました。トークショーに、大勢の皆さまにご来場いただき、ありがとうございました。


MRJの中速地上走行試験が始まる 写真は10月5日の県営名古屋空港

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共同通信の報道によりますと、MRJ・三菱リージョナルジェットの中速地上走行試験が今日(10月7日)午前、県営名古屋空港の滑走路で始まりました。私が10月5日に県営名古屋空港に行った際には、残念ながらMRJは展望デッキから見ることがきませんでした。工事中のMRJ量産工場を見ますと、東側の壁面が南側を中心に形になってきました。

10月5日(月)は航空自衛隊の訓練が行われていました。今回はC-130輸送機の訓練のシーンをご覧いただきましょう。滑走路の直前まで深めのバンクをかけて、急旋回でアプローチしてきました。

上のC-130輸送機が滑走路RWY34に接地しました。急旋回から滑走路正面に、ピタリと合わせてくる操縦技術は「お見事!」と感じました。

上の航空自衛隊C-130輸送機が、タッチ&ゴーで離陸しました。主翼のフラップは離陸の位置まで戻っているのが分かりますでしょうか?左下の、白とオレンジ色の建物はPARアプローチ(精密レーダー誘導)のレーダー局舎で、滑走路中央付近にあります。
写真としてはピントが合って、機体もブレていないのですが、ズームレンズをアップにしすぎて、画面が窮屈になってしまったことと、左下がりに傾いてしまったことが残念です。操縦技術に撮影技術がついていけませんでした。


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